これで、突っ張り棒はもう不要!


ヨーロッパ乗りの方なら誰もが思うところだと思います。エンジンとトランクが一緒のフード・・・・大概の方たちは突っ張り棒やその他支えになる物を使用していると思いますが、ちょっと買い物でとランクに積む時や、ミッション掃除するのにトランク降ろす時など、国産車の様にすーっとトランクフードが開いたらどんなに楽か・・・・っということで作ってみました。
まずは、どうやって装着しよう・・・・ダンパーはどうしよう・・・・

私のはUS仕様のためエミッションコントロール用のステーがついとります。これを利用しよう!
フレームから立ち上がってるし強度も十分でしょう?
ここに、ダンパー取り付けるためのステーを付けます。
ホームセンターで見つけたメッキの素敵な角材??棚のかなぁ?でも、強度がばっちりでしたので、左図のように作ります。

最初はスチール棚のL型のものを使ったのですが、曲がっちゃってもたなかったです。かなり力は掛かるみたい。
こんな感じにへタッピながら溶接してくっつけます。
これで、かなり頑丈!これで、車体側にダンパーのかたっぽは付きます。

なぜ、一本なのかと申しますとフード軽過ぎです (^^;ゞ

さてと、次はフード側にどうやって付けるか!!!!!!!!
左図のような素敵な物をホームセンターで見つけてしまいました!鉄のバーじゃ重くなっちゃうし・・・ってことで
用途はこんな感じに使うそうです。これ、総アルミ製ですが軽トラ用と言うことで、凄く安いです・・・・・
前景はこんな感じです。長さも調整可能!
接合部分の溶接もきれい!見た目もかっこいいです!
このでっぱりが、今回はちょっと邪魔。
削ってしまいます!このアルミ堅いぞ!いいぞいいぞ!
適当にステー製作。
このステーを形整えて、付けてしまうと、反対側でボルトやナットを押さえられないため、ボルト溶接しちゃいます。

出っ張りをなるべく削っちゃいます。
んでもって、こんな感じに取り付けてみる・・・
中心部分には、ダンパーを取り付けるための穴をあけ、タップを立てておきます。

アルミ部分が結構厚いのでタップも立てれます。
取り付け部分はこんな感じ・・・・
ダンパーの選定ですが、長めのFD3S用を使います。しかもFDにはこれが2本付いててもへたっちゃってフードが全然支えられないと言うほど、へたってるダンパーを使います。

これ2本だとヨーロッパの場合跳ね上がっちゃいます。

んで、1本で試したらちょうど良かったと言う事で・・・一本です。
とりあえず、こんな感じに完成。

しかし、問題発覚!!!!
力が結構掛かるらしくフード側のステーが・・・
曲がっておりました。このまま曲がっていくとバーとフードが当たってしまうので、ばりっと逝ってからでは遅いです。
倍の厚さくらいの鉄板で、作り直しです。

バチバチバチバチっと溶接機で作ります。(へたっぴです)

その際に、最初は2点止めだったリベットを3点付けれるように形を変えました。
前と同じようにボルトは溶接して、頭の部分を可能な限り削っちゃいます。
こんな感じに仕上がりました。
溶接もしたので、錆びちゃいそうなので、軽く塗装しておきます。得意のシャーシブラックがなくなっちゃったので、トヨタ車の黒です・・・・
前回の物と比較です。前回のは最初から曲がった鉄板を使った手抜きがいけなかったのか???

片方側のフードに取り付け部分が薄いのは、付けてみれば分かりますって感じで、片方側はFRPの膨らみがあって、同じ大きさのものは付きません・・・・・
こんな感じに、フードに先ほどステーをリベットで留めます。
ボルトや、ネジなどだと、でっぱり過ぎるのでフードが閉まらなくなちゃいます。

リベットだと、簡単だし (^^;ゞ
右側はこんな感じに出っ張ります。
左側はかろうじて、こんな感じにくっついてます。
右側はこんな感じ。

これで、バーを取り付けてダンパーを付ければ完成です!
開く感じはこんな風です。鍵を捻ると少しだけふっと浮きます。
そして、軽く手でアシストしやれば、上へ・・・・

いいですよこれ。


あとがき
材料、取り付け場所と試行錯誤の連続でした。あれやっちゃぁ失敗してこれやっちゃぁ失敗してと、メイクアンドトライってやつですね!
軽いとたかをくくっていたが、実際はテコの原理もありあの取り付け位置だとかなりの力が加わってるってのも勉強になりました。
今回はマイミク友達のキャサさんにご提供いただいた、FD3Sのフードダンパーがあったため満足のいく物が出来上がりました!最高です!
ありがとう>キャサさん

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